オンチには歴史がある
自分が音痴になった原因がある、と知っている方は少ないことでしょう。多くの場合、音痴の方は、そうなるべくしてなった歴史を持っているのです。家庭環境の中で音楽が軽んじられていた、自分が興味を示さなかった、という歴史があればオンチになりやすいのです。
絶対音感がありがたいもののように思われ、それを我が子に身に着けさせようとした母親が増えた時代もありましたが、多くの場合、音楽嫌いな子供に育ったという話も耳にします。
このように無理強いされた歴史を持っている方もなっていることが多いのです。
克服方法は、自分の背負ってきた歴史を見直し、どこが自分を音痴にしてしまったのかを見直すことも大事です。
多くの場合、オンチの原因が幼少期のトラウマであったことも少なくはありません。
「おまえは歌がダメだ」という決めつけからなる場合もあります。
実際に10代初めまで、自分は音痴だから、と音楽の時間を憂欝に思っていた女性から伺った話ですが、幼稚園から小学校まで音楽で毎回、笛やハーモニカ、ピアニカのテストがあり、演奏が上手くできず、担任たちから「音楽の才能がない」と言われていたそうです。
そのため歌おうとしても、その担任の言葉がいつまでも耳に残り、音楽の時間が憂欝だったといいます。
しかし高校生になって、音楽担当の教師から自分の声質を絶賛され、自分の声で歌ってみると、ちゃんとピアノ演奏の通りに歌え、驚いたのだそうです。
いうなれば歴史で自分を音痴にしてしまった例の典型です。
心理学のようですが、克服方法は自分が過去に何か音楽的なことで決めつけをされていたら、そこから脱出する必要もあります。
そのきっかけはなんでもいいのです。
またクラシック音楽的には音痴だとされても、ポップミュージック的には素晴らしい才能を持っていることもあります。
